渡辺謙作

1971年福島県出身。『プープーの物語』(98)で映画監督・脚本家デビュー。『波』(01/奥原浩志監督)ではプロデューサーと主演を兼ねた。『となり町戦争』(06)、『フレフレ少女』(08)、『エミアビのはじまりとはじまり』(16)、『プリズン13』(19)等を監督。脚本で参加した『舟を編む』(13/石井裕也監督)で第37回日本アカデミー賞最優秀脚本賞受賞。俳優として『ピストルオペラ』(01/鈴木清順監督)、『赤目四十八滝心中未遂』(03/荒戸源次郎監督)、『ゲゲゲの女房』(10/鈴木卓爾監督)、『菊とギロチン』(18/瀬々敬久監督)等に出演。

脚本を一読して「志が高いな」と感じました。のぼりがいがある、と思いながらも果たして俺にのぼれるのか、と不安も…。案の定、殺陣では足をひっぱりましたが、撮影現場で見た上川周作と村井崇記の対決は「頂」が垣間見える鳥肌モノでした。今後の映画との切り結び方に大きく影響を与えてくれる作品になりました。